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動画を活用した海外販路開拓の方法【会社案内について】

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動画を活用した海外販路開拓の方法【会社案内について】

By GSJ事務局

海外進出をする際には海外の複数の会社に向けてプレゼンをする必要が出てきます。その際に非常に役立つのが動画コンテンツです。今回の記事では会社案内を動画化するメリットとその内容について解説していきます。

海外販路開拓で会社案内の動画を作成するメリット

海外での商談の時間は貴重です。滞在期間が限られている中、何社ものアポイントを組み合わせて効率的にスケジュールを立てなければなりません。

そのような中、打ち合わせの中では会社沿革や設備紹介にはできれば時間を割きたくありません。肝心な製品やサービスの説明や客先要望のヒアリングの時間をできるだけ多く確保するためにも、会社案内の情報はわかりやすく動画でまとめ事前に送付しておくことをおすすめします。

さらに、動画を活用することによって次のようなメリットも生まれます。

  • 自社設備や会社のバーチャル見学ができる
  • 代理店や販売店の営業ツールとしても活用いただける
  • 製品を様々な角度から動きを持って撮影できリアルに情報を伝達できる

静止画やパンフレットに比べ、動画はより臨場感のある形で情報伝達ができるため、様々なシーンで活用することができます。

動画を活用した会社案内の方法

会社案内のための動画コンテンツとしてはどのようなものがあるのでしょうか?今回5つのテーマでコンテンツをご紹介します。

自社の紹介

会社の紹介ビデオを英語で先に作っておき、それを事前に相手側に送信しておけば、こちらがどんな理念を持っていて、どんな会社で、どんな商品を扱っているかを事前に伝えることができます。

どんな会社かということをカメラの前で話すだけでも十分伝わりますので、自社の紹介ビデオを先に撮影しておいて、訪問前に相手にリンク先を送り見ておいてもらいましょう。それにより商談当日の説明時間の短縮ができます。

製品の紹介

以前コンサルティングをした会社を例に出しますと、実際に動いているところを見せないと良さが伝わりにくい製品がありましたため、実際に工場へカメラを持ち込み、製品を動かしながら動画を撮影し、製品の特徴を説明していくというビデオを作成しました。

実際の商談では、そのプレゼンテーションの場だけでは理解しきれない部分がどうしても出てきてしまいますが、理解しておいてほしいポイントを先に相手に伝えておくことによって、製品の理解度は非常に高くなります。

動画を撮影するときは、編集が凝ったものでなくても、相手がしっかりと製品を理解できれば問題ありません。事前に製品の紹介動画を撮影し、取引候補の代理店・販売店に送ったり、既に取引のある代理店・販売店であれば新製品の情報を動画で送ったりすれば、効果的な営業ができます。

その他の例としては、これも実際に経験したことですが、製品そのもののサイズが大きく簡単に海外に持って行けないことがありました。デモ製品を現地に持参することが困難なとき、私が対応した方法というのは、動画でその製品の部分と全体を映し、各ポイントを英語で解説をしました。事前にその動画と提案書を一緒に送付し、現地での説明の際には製品のより細かい部分を説明するというようなことも行いました。このように紹介動画を作成し事前に送っておけば、相手も製品イメージが具体的に湧いた状態で実際にお会いするという状況を作り出すことができます。

導入事例の紹介

導入事例は皆様が思っているよりも重要な情報です。メーカーの営業マンが陥りがちなのが、製品の特徴や仕様を優先して伝えてしまうことです。

製品自体の仕様はもちろん重要ですが、顧客にとって最も重要なことは「それを買うことのメリット・ベネフィット」なのです。実際の導入事例を通じて顧客が享受したベネフィットを強くアピールできます。

導入事例の紹介動画は可能な限りたくさんの種類を作成することをおすすめします。なぜなら、代理店・販売店が新規開拓をするためには、できるだけたくさんのアイデアを頭に入れ、どの分野にどう売り込めばいいかを実際にイメージしてもらう必要があるためです。そのため、アイデアはたくさんあればあるほどいいです。

さらに、たくさんの事例動画を持っていれば、顧客に対して一番状況の近い動画を送付することができ、製品やサービスを使用した際のベネフィトをより理解していただけます。

自社設備の紹介

次は、会社設備の紹介動画です。技術力をアピールするためには、高品質な設備を豊富に保有していることが不可欠です。特に製造業であれば、製作機器がものづくりの品質に直結するため、重要なファクターになります。

しかし、設備紹介は製品自体のプレゼンをする時には、前提となる品質の担保のような位置づけになるため、事前に動画で見ておいていただいたほうが効率的です。

短い商談の中では相手と契約までの話しをしなければならないため、自社設備がどうなっているかというような情報は、動画で事前に見ておいてもらいましょう。

ここでも特に手が込んだ動画を作成すると時間とお金ばかりがかかってしまうため、スマホで撮影しながら説明したり、後で字幕を入れたりすれば十分です。

お客様へのインタビュー

どんなビジネスでも共通することですが、実際に使っているユーザーからの評価や評判は誰もが気になるところです。皆さんもご経験があるかと思いますが、例えばAmazonで何かを購入しようとする際や、何かのサービスを受けようとする際には口コミを見られると思います。

これはBtoBの商売でも同じことが言えます。既に製品をご購入頂いたユーザーから動画撮影の承認が得られるのであれば、インタビュー動画を作ることを強くおすすめします。

インタビュー動画では、まず必ず聞くべきことがあります。それは導入のきっかけです。「何がきっかけで私たちの商品を検討してくださったか」ということです。「きっかけ」とは商品を検討する前に感じていた課題や、自社の商品を知ったタイミングなどを指します。

次に聞くべきことは、「実際に導入してどうなったのか」「どんないいことがあったのか」です。そのような内容を通じて、ユーザーが享受した具体的なベネフィットについて詳しく伺います。

最後に「どんなことで悩んでいるユーザーにおすすめか」を聞きましょう。このような質問内容を定型パターンとして決め、インタビューを取りましょう。サービス精神が旺盛で、一方的にしゃべり続けてしまうお客さまもいらっしゃいますので、「この順番に沿って質問していきますので、ご協力をお願いします」というような形にし、それを代理店・販売店や顧客に公開していいか許可取りを行います。そのような方法が非常に有効です。

購入を検討している顧客にインタビュー動画を送付すれば、気持ちを後押しすることもできます。インタビュー動画を作成している会社はあまり多くありませんが、ぜひインタビュー動画を活用することを強くおすすめします。

海外向けの会社案内動画の例

こちらは株式会社クロダイト様の会社紹介動画で、非常に編集が凝っており、プロの動画制作会社が制作したような動画となっております。

この用な動画の構成や内容を参考にし、自前で動画を撮影してみましょう。タイトルのエフェクトなどは入れず手作り感のある動画でも、最終的に伝えたいことが正確に伝われば問題はありません。

クロダイト様の動画はブランディングも込めた作りになっているかと思いますが、実際の営業現場で使用する動画は自社や設備、製品がよくわかるものであれば大丈夫ですので、ぜひ構成や内容を参考にして作成してみましょう。

まとめ

今回は海外の販路開拓のための動画活用術として会社紹介動画を説明しました。自分の会社やサービスを効率よく理解してもらい、商談を円滑に進めていくためには、動画活用が不可欠です。

今は動画撮影用の専用のカメラではなくても、スマホで十分に音声・映像の品質が良くなっておりますので、動画作成のハードルはすごく下がっています。

動画編集はWindowsのフリーソフトでも可能なソフトはいくつもあるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。